2人で話をしているとします。
相手は、あなたの話を聞きたがっていて、
話題を膨らませるように
どんどんと質問をしてきます。
そんな時、あなたはどんな気持ちになりますか。
「質問ばかりしてくる。疲れるな。」
「もっと自分もしゃべってよ。」
なんて思う方もいるかもしれませんが、
相手はあなたの話を聞きたがっているという前提です。
よほど険悪な関係でない限り、
質問をたくさんしてくれるということは、
嬉しいことではないかと思うのです。
もっと知りたいな
もっと教えて
私もやってみたい
などの
気持ちの表れではないでしょうか。
私は現在ラジオのパーソナリティとしても活動していますが
この気持ちはいつも持っています。
たとえ、初対面の方に対しても。
なぜなら、
普段の私の生活圏内だと
絶対にお知り合いになれない方とも
直接お話ができるチャンス!
そのチャンスに、色々教えていただきたい
そして、もし私の話も役に立てるのならば
お話を共に楽しんで
コミュニケーションしたい。
そういつも思っています。
そして、その嬉しい・楽しい輪が広がっていくイメージをするのです。
話し上手は聞き上手
この言葉が雄弁に教えてくれている気がします。
たくさんお話を聞かせてくれたのに
相手の人は満面の笑顔で
「ありがとうございました!」と
満足して帰ってくれます。
ありがたい事です。
人は、
自分のことを話したい
伝えたい
のです。
「人は誰でも自分のことを話したい、知ってほしいと思っています。
人間は社会的な動物。他者とのかかわりの中に喜びや生きがいがあります。
相手がうまく話せなくても、焦らず、じっくり聞いてください。」
とは、臨床心理士さんのお話。
普段、「私の方が話すボリュームが多いな・・」と感じている方。
聞き手に回ってみることで見えることがきっとあるはずです。
人は、欲求を満たされると
自然と笑顔になったり、
関係が良好になります。
それらを叶える「聞く」こと、
自然にできると最高ですね!