シナリオ作りで大切なのは、
人の心理に沿うこと、と私は考えています。
といっても、難しいことではありません。
人前で話すとき、
プレゼンや発表のときに使うシナリオは、
出来上がったら、
まずは客観的に俯瞰をしてみることは大切ですね。
ただ、自分で見直すだけだと、主観的になりがち。
伝わるか、という部分ではもう一歩です。
可能ならば、家族や、親しい人や上司や同僚に見てもらうと
効果的です。
自分ならば
上司ならば
男性ならば
女性ならば
○代の人ならば
など、
その伝えたい人の属性を考え
その人がどのようなとらえ方をするのか想像し
気持ちに寄り添って
言葉選びをしていくのです。
「えっ?!私のこと?」と、聞いている人をはっとさせる。
私ごとだと気付かせる。
これができれば、
そのプレゼンや発表の7割は上手くいっています。
心をつかめています。
もちろん、これだけではありません。
そのシチュエーションや相手との関係性によっても異なります。
また、言葉選びだけではありません。
「シナリオ」ですから、
どういった順序で話を展開していくかも
大切なポイント。
いつキーワードを出すのか。
いつ驚かせるか。
どこで決め手を持ってくるか。
シナリオと一言でいっても
色々と試しどころがたくさんあります。
ご自分のシナリオ作りで
パターンを試してみるのもいいですね。